イチロー5試合連続スタメンも2戦連続無安打&史上291人目1000三振

「1番・ライト」でスタメン、今季の三振率はキャリア最小

 マーリンズのイチロー外野手が25日(日本時間26日)の敵地レイズ戦で5試合連続でスタメン出場し、2試合連続で無安打に終わった。この日は5打数無安打1得点で2三振。今季の三振は5個目、1試合2三振は初でメジャー291人目の1000三振となった。マーリンズは4-3で勝利した。

 この日は主砲スタントンがスタメンを外れ、「1番・ライト」で先発出場したイチロー。その第1打席は相手先発右腕のアンドリースの前にセカンドゴロに倒れた。

 1点を追う2回無死一塁の第2打席でもサードゴロとなったが、相手の送球が逸れて併殺を免れると、プラド、ボアの連打で同点のホームを踏んだ。2点リードで迎えた4回2死二塁の第3打席ではショートゴロ。同点に追いつかれた後の7回先頭では左腕セデーニョの前に空振り三振に倒れた。

 そして1点を勝ち越した直後の8回1死一、三塁の好機では代わったばかりの4番手左腕イブランドに見逃し三振に仕留められ、メジャー16年目で1000個目の三振に。今季は78打席で三振はわずか5で、イチローの今季の三振率(三振/打席)は6.4%とキャリア最小となっている。

 この日は2試合連続で無安打で終わり、打率.357に。一方、通算安打は2961本のままで3000安打まで残り「39」。また、マーリンズは背中痛のイエリッチに加え、スタントンが右脇腹に痛みを訴えたことも現地でレポートされている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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