田中将大、7回2安打無失点の快投で3勝目 省エネ82球で開幕10戦負けなし

昨年から11戦負けなしで今季は無傷の3勝

 ヤンキース田中将大投手は、27日(日本時間28日)、敵地でのレイズ戦に先発し、7回を投げて2安打無失点で、今季無傷の3勝目を飾った。これで田中は昨年9月30日以来、11試合連続負けなしとなった。

 初回はわずか13球で3者凡退とする順調な立ち上がりを見せた。ツーシームを軸に手元で曲がるスライダーと2回から4回も連続3者凡退に仕留め、4イニングをわずか46球で投げきった。

 この日の初安打を許したのは5回だった。先頭ピアースに3球目シンカーをセンターへ弾き返される。次打者の初球で暴投して走者を二塁へ進めるが、ピッチャー返しに打ち取り、飛び出した二塁走者を自らタッチアウト。無失点で切り抜けた。

 味方打線が3点先制に成功した直後の6回は、2死からガイヤーに右翼への二塁打を許した後、再び暴投で2死三塁。だが、ここでも落ち着いた投球でスプリットを打たせ、投手ゴロに打ち取った。

 7回は再び3者凡退に締めくくり、82球を投げて53ストライクで降板。中継ぎミラー、イエーツ、チャップマンとつなぎ、ヤンキースは4-1で勝利した。

 開幕ローテ入りした投手の開幕10試合連続負けなしは球団最長記録。また、これでヤンキース先発投手陣は9試合連続で6回以上を投げ、この間は先発に7勝がつくなど絶好調だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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