2ランで援護のAロッド、快投の田中将大を絶賛 「アンビリーバブルだ!」
82球での降板は次回登板が中4日のため? 指揮官「それも理由の1つ」
27日(日本時間28日)レイズ戦で7回無失点の快投で今季3勝目を飾ったヤンキース田中将大投手を、6回に2点本塁打で援護したアレックス・ロドリゲス内野手が絶賛している。地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が伝えている。
故障者リストから復帰して7打数目に本塁打を放ったAロッドは「田中はアンビリーバブルだ(信じられないほど素晴らしい)!」と絶賛。同時に、メジャー最強とも呼ばれる救援陣と8回にダメ押しソロ弾を放ったベルトランの活躍を褒め称えたという。
記事では、無傷の3勝目を挙げた田中について「2試合連続で中5日だったことと、投球プレートに立つ位置を一塁側に変えて速球に角度をつけたこと」が好調の要因と分析。4回終了までパーフェクト投球だった田中自身は、試合後に「実は見た目ほど調子がよかったわけではない。いい当たりもあったけど、野手が素晴らしい守備で助けてくれた」と通訳を介して話し、野手に感謝している。
球数少なく快投していた田中は8回も続投かと思われたが、82球で降板し、2番手ミラーにマウンドを譲った。通常よりも少ない球数での降板について、ジラルディ監督が「(次回は中4日で6月1日ブルージェイズ戦に先発予定)それも理由の1つ。今日はよく投げてくれた。2連敗していたから、ミラーが最近投げていなかったので登板させたかった。(田中が次回)中4日で投げることも理由の1つだ」と明かしたことにも、記事では言及している。
登板間が中5日だと絶好調だという印象を与え続けている田中。次回1日(同2日)のブルージェイズ戦では、中4日でも好投を続けられるのか、期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count