巨人7連敗、DeNA6連勝で借金完済&今永4勝、SB今宮4打点…28日のプロ野球

阪神は原口&ヘイグが連続弾、日ハム・レアードは2連発、SB柳田は衝撃弾

 プロ野球は28日、各地で6試合が行われた。セ・リーグでは、巨人が阪神に逆転負けで泥沼の7連敗。3回に2点を先制も、先発・今村が直後の4回に4点を奪われた逆転され、最下位ヤクルトと1ゲーム差となった。阪神は先発の岩崎が7回途中2失点で今季初勝利。4回は原口、ヘイグ、新井の3連続タイムリーで4点を奪取。9回には原口、ヘイグが2者連続ホームランを放って突き放し、最後は藤川が2点を失ったものの、逃げ切った。

 ヤクルトは延長11回の熱戦の末に中日を破った。7回に一挙4点を奪うなど2点リードで9回を迎えるも、守護神オンドルセクがリードを守れず2失点。しかし、延長11回に中村の2点二塁打で勝ち越し、比屋根がダメ押しの適時打を放った。中日は7番手の福がつかまった。DeNAは6連勝の快進撃で借金を完済。先発のドラ1今永が7回途中6安打1失点と好投し4勝目(4敗)。主砲・筒香の12号2ランも飛び出し、首位広島に連勝した。中日と同率3位に浮上している。

 日本ハムは4本塁打と打線が長打力を見せつけ連敗を3で止めた。レアードが14、15号と2本塁打を放ち、リーグトップのメヒア(西武)と1本差に。7回1失点と好投したメンドーサが4勝目を挙げた。楽天は前日に9連敗から脱出も、再び黒星を喫した。

 ソフトバンクは昨季まで所属してたロッテのスタンリッジを打ち崩して大勝。柳田が左中間スタンド最上段に叩き込む驚愕の一発を放つなど、2回までに6得点と猛攻を見せた。打撃好調の今宮も4号ソロを含む4打点と活躍。7回2失点の千賀が無傷の4勝目となった。オリックスは西武に逆転勝ち。2点を追う4回に糸井がこの試合2本目の本塁打となる同点2ランを放つと、T-岡田の2ランで勝ち越した。西武は一時3点のリードを奪うも、守りきれず。6回は2番手武隈が崩れた。

【セ・リーグ】
◇巨人 4-6 阪神(東京ドーム)
勝 岩崎(1勝0敗)
敗 今村(2勝2敗)
HR【神】原口5号、ヘイグ2号

◇中日 6-9 ヤクルト(ナゴヤドーム)
勝 村中(1勝1敗)
敗 福(1勝1敗)
S 久古(0勝0敗1セーブ)
HR【中】平田6号

◇DeNA 3-1 広島(横浜)
勝 今永(4勝4敗)
敗 岡田(0勝2敗)
S 山崎康(1勝2敗13セーブ)
HR【D】筒香12号

【パ・リーグ】
◇楽天 1-7 日本ハム(Koboスタ宮城)
勝 メンドーサ(4勝3敗)
敗 安楽(0勝2敗)
HR【日】レアード14、15号、陽4号、大野2号

◇ロッテ 2-10 ソフトバンク(QVCマリン)
勝 千賀(4勝0敗)
敗 スタンリッジ(2勝5敗)
HR【ロ】細谷2号【ソ】柳田7号、今宮4号、内川7号

◇オリックス 8-6 西武(ほっと神戸)
勝 吉田一(1勝0敗1セーブ)
敗 武隈(1勝1敗)
S 平野(1勝3敗9セーブ)
HR【オ】糸井6、7号、T-岡田8号【西】中村10号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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