「勝って交流戦にいこうと」 SB松田、2位ロッテを突き放す決勝2ラン

守護神・西野から一発で交流戦を前に6ゲーム差に

 お約束の雄たけびをあげるガッツポーズが何度も飛び出した。ソフトバンク松田宣浩内野手が29日、敵地で2位ロッテを突き放す一発を放った。

 抜けたら勝ち越し点というデスパイネの右中間への打球を、城所がスーパープレーでもぎ取った直後の9回だ。ロッテの守護神・西野から左翼へチーム最多の9号2ランを叩き込んだ。

「つなぐ意識で打席に入った。うまいこと一発でもっていけてよかった。このところ滅茶苦茶、悔しい打席があったので…」

 チームを7連勝に導き、交流戦を前に2位ロッテに6ゲーム差をつける一発に「勝って交流戦にいこうと、みんなで試合前から盛り上がっていた」。ソフトバンク以外の11球団が束になってかかっても、止めることは至難の業になってきた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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