セ首位の広島、交流戦は鬼門中の鬼門も…左右エースが負のデータを覆す?

セ・リーグ首位に立つ広島、交流戦は通算114勝158敗10分だが…

 31日から交流戦が開幕。開幕前の評判を覆してセ・リーグの首位に立つ広島は、ロッテとの敵地3連戦でスタートを切る。広島にとって、交流戦は鬼門中の鬼門。通算では114勝158敗10分で12球団中11位となっている。

 昨季こそ9勝9敗で負け越さなかったものの、2年前は9連敗を喫するなど9勝15敗で最下位に沈んだ。交流戦前まではリーグ首位に立っていたが、終了後には2位に転落。この失速が大きく影響し、最終的にも3位に終わった。

 さらに、最初に当たるロッテには通算で18勝26敗3分と黒星が先行。特に敵地QVCマリンでは5勝14敗2分と大きく負け越している。

 このように負のデータばかりが並ぶが、それを覆してくれそうな期待が今年のカープにはある。

 まず先陣を切るジョンソンの安定した投球だ。6勝(3敗)、防御率1.79はチームの投手2冠。17日のヤクルト戦、24日の巨人戦と2試合連続完封。31日は球団史上初の3試合連続完封をかけてマウンドに上がる。

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