ロッテ・ナバーロが衝撃の一発 伊東監督もあ然「あそこまで飛ばさなくても」

逆風の中、左翼最上部へ2ラン

 今季開幕前に実弾所持騒動で一気に全国区となったロッテのヤマイコ・ナバーロ内野手が本業のバットで名を残した。

 31日、QVCマリンで行われた広島との交流戦初戦。ナバーロにマリン伝説の弾丸アーチが飛び出した。3点リードの8回二死一塁、戸田が投じた141キロの真ん中内角寄りのストレートは、ナバーロのバットに弾かれ、球団関係者も「見失ってどこへ行ったかわからなかった」と一瞬場外に飛び出し海に消えたかと見まがう150メートルの凄まじい2ラン。打球は左翼最上部照明の真下を直撃して、スタンドに落ちた。

 近鉄ブライアントの東京ドームスピーカー直撃弾は推定160~170メートルと言われているが、この日ナバーロの一発はマリン特有の8~9メートルの逆風の中で、4回のエルドレッドの中飛は、普通ならスタンドインかというあたりが風に戻されている。その“悪条件”をものともせず、伊東監督も「あそこまで飛ばさなくてもいいのに」とあきれ顔。アゲインストでなければ、完全に場外に消えていた。

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