SB和田、得意の交流戦で5年ぶり登板 「連勝のバトンを次に渡せるように」
自身は交流戦9連勝中、中日戦へ「とにかく打者全員に気をつけます」
ソフトバンクの和田毅が、1日の中日戦で5年ぶりの日本生命セ・パ交流戦に登板する。2010年には5戦5勝、2011年には5戦4勝(1試合は勝敗つかず)。和田本人は交流戦で9連勝中と、セ・リーグにめっぽう強い。中日戦に限れば、2005年から2011年にかけて7試合に登板して5勝1敗と相性もいい。
ここまでリーグ最多タイの10被弾を記録する和田にとって、やはり注意すべきは14本塁打を放っているビシエドだろう。
「一発があるし、力強いスイングをするバッター。中途半端な球は投げられない。ビシエドに限らず、クリーンナップの前にランナーをためないように。とにかく打者全員に気をつけます」
自身の交流戦連勝と同時に、チームとして今季最多の9連勝がかかる試合ともなる。和田は「連勝のバトンを次に渡せるようにするのが自分の仕事」と、連勝記録の更新に自信をみなぎらせた。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura