ソフトバンク中田、2年連続の古巣対決 中日戦へ「大島を全力で抑えたい」

昨年は投打で活躍し勝利、旧知の平田も「1本出ると続けて打つタイプだから…」

 ソフトバンクの中田賢一が2日の中日戦に先発し、2年連続の古巣対決に挑む。昨年の5月26日の試合(ナゴヤドーム)では1失点の完投勝利。打っても2点タイムリーを放つなど、投打で古巣への恩返し。今回はホームで投げることに専念して、チームのカード勝ち越しに貢献したいところだ。

「まずは大島を全力で抑えたいですね。大島とはずっと一緒にやってきたので、見ただけで今は調子がいいと分かる」と中田。さらに旧知の平田良介に対しても「1本出ると続けて打つタイプだから気をつけたい」と語る。

 前回登板(5月26日のオリックス戦)では、1被弾、押し出しを含む4四死球で2失点。わずか3回1/3で降板した。その翌日、QVCマリンのブルペンで工藤監督とともにさまざまな課題に取り組んだという。

 中田は「監督からたくさんアドバイスをいただいたので、頭の中があまりごちゃごちゃにならないように、自分なりに整理して臨みたい」と、2年連続での古巣からの白星に意欲を見せた。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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