巨人今季初5連勝、広島黒田が3者連続被弾、ホークス貯金20…3日プロ野球

西武・佐野がプロ初勝利、DeNA久保康は2勝目、オリ交流戦初勝利

 プロ野球は3日、各地で交流戦が6試合行われた。楽天は3-1で中日に勝利し、連敗を2で止めた。2回にウィーラーの9号ソロで先制。7回には代打・銀次、岡島にタイムリーが飛び出した。先発の塩見が6回3安打1失点で3勝目。松井裕は9セーブ目。中日は2連敗で借金1。先発のジョーダンは7回3失点ながら来日初黒星となった。

 DeNAは2-1でロッテに勝利。初回にロペスのタイムリーで先制。相手の失策でも加点し、4月27日以来の登板となった久保康を援護。久保は8回途中1失点で2勝目。最後は山崎康が15セーブ目を挙げた。

 ソフトバンクは広島の黒田から柳田、内川、松田が3者連続本塁打を放つなど、6-1で快勝した。先発・東浜が7回途中1失点の好投で4勝目。黒田は7回5失点で3敗目を喫した。松田は2本塁打をマークし、ソフトバンクは貯金20。広島の土生は5年目でプロ初ヒットをマークした。

 西武は阪神の好投手・岩貞を攻略。15安打を放ち、12-3で勝利。3連勝を飾った。3回、メヒアの18号満塁弾が飛び出した。8回にも19号2ランを放つなど、助っ人は大爆発。3番手で登板した佐野が3回無失点でプロ初勝利を挙げた。阪神は岩貞が9失点と精彩を欠いた。0点台だった防御率は2.01になった。

 巨人はエース菅野の好投、主将坂本の12号3ランなど役者がそろい、日本ハムに5-4で勝利。7連敗後、今季初の5連勝をマークした。交流戦は4連勝で首位キープ。リーグ順位は首位の広島に0.5差に迫った。日本ハムは巨人救援陣を攻めて、レアードの3ランなどで最後は1点差までに迫ったが、あと一歩及ばなかった。

 オリックスはヤクルトを5-4と逆転で下し、交流戦初勝利。オリックスは1点を追う8回、ボグセビックの2点適時二塁打で逆転。伊藤にもタイムリーが出た。2番手・吉田一が2勝目。ヤクルトは川端が3安打と奮闘も3連敗となった。

【交流戦】
◇中日 1-3 楽天(ナゴヤドーム)
勝 塩見(3勝2敗)
敗 ジョーダン(3勝1敗)
S 松井裕(0勝3敗9S)
HR【楽】ウィーラー9号

◇DeNA 2-1 ロッテ(横浜)
勝 久保康(2勝3敗)
敗 涌井(5勝3敗)
S 山崎康(1勝2敗15S)

◇広島 1-6 ソフトバンク(マツダスタジアム)
勝 東浜(4勝0敗)
負 黒田(4勝3敗)
HR【ソ】城所2号、柳田8号、内川8号、松田10、11号

◇阪神 3-12 西武(甲子園)
勝 佐野(1勝0敗)
敗 岩貞(4勝3敗)
HR【西】メヒア18、19号

◇巨人 5-4 日本ハム(東京ドーム)
勝 菅野(5勝1敗)
敗 吉川(4勝3敗)
S 澤村(3勝0敗16S)
HR【巨】坂本12号、【日】レアード18号

◇ヤクルト 5-4 オリックス(神宮)
勝 吉田一(2勝0敗1セーブ)
敗 ルーキ(2勝2敗)
S 平野(1勝3敗10セーブ)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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