SB山田が3年ぶり1勝 バンデン代役登板で工藤監督「次もおそらくいく予定」

7回1失点の好投に「持ち味を出してくれた」、今後も「使いたい投手」

 ソフトバンクは7日、DeNAに6-3で勝利し、貯金を再び20に戻した。2年ぶりの先発となった山田大樹は7回1失点の好投を見せ、2013年6月3日(阪神戦)以来の白星をあげた。試合後の工藤公康監督は「自分の持ち味を出してくれた」と山田の好投を称えた。

「緊張もあったと思うが、ファームの中でいい状態と聞いていた。カウント的にもいかに早く追い込むかが大事だが、そこは鶴岡くんが相手の嫌いなところにリードしてくれた」

 蓄積された疲労を取るために抹消したバンデンハークに代わって、2年ぶりに得た1軍先発のチャンス。山田はそのチャンスでしっかりと結果を残した。しかし、工藤監督は山田の次回登板については明言を避けた。

「(バンデンハークの)状態次第というところもあるから今後のことは考えるが、バンデンハークが戻ってきても他の投手が調子を落とすこともある。そういう時には使いたい投手ではあるね。バンデンハークの疲れの取れ方を見て考えるが、今は次もおそらく(山田で)いく予定としかいえない」

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