広島黒田、41日ぶり白星で日米通算198勝! 8回9安打無失点116球の熱投

4月30日以来の今季5勝目で節目の通算200勝へ「2」

 広島の黒田博樹投手が10日の楽天戦(コボスタ宮城)で先発。日米通算198勝(NPB119勝、MLB79勝)となる5勝目を挙げた。広島は6-0で勝利した。

 毎回走者を背負う苦しい投球。2回以降は毎回安打だったが、ベテランの投球術が光った。2回2死一、三塁ではオコエと初対決。初球の内角シュートで一邪飛に打ち取った。5回は藤田、茂木の連打で2死一、二塁としたが、枡田を低めのフォークで中飛に仕留めた。

 6回は1死から聖澤、内田の連打で一、二塁としたものの、代打・松井稼を二ゴロ併殺打とした。8回116球の熱投で9安打無失点。7三振を奪った。

 5月は3戦勝ちなしで、前回登板6月3日のソフトバンク戦(マツダスタジアム)では7回5失点で3敗目を喫していた。4月30日の中日戦(マツダスタジアム)以来の勝ち星。節目の日米通算200勝まで、あと2勝に迫った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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