岩隈久志、7回を7安打3失点 勝利投手の権利を持って降板

李大浩が2打席連続弾で援護、岩隈3被弾も打線に助けられる

 今季5勝目を目指すマリナーズの岩隈久志投手は、10日(日本時間11日)本拠地で行われたレンジャーズ戦に先発し、7回を投げて7安打3奪三振1四球で3失点(自責3)だった。防御率は4.10。

 初回はいきなり先頭プロファーに右前打されたが、捕手アイアネッタが二盗を刺す好アシストを見せた。2死から新人マザラに再びライト前安打を許すが無失点。2回も1死から安打で走者を背負うが、わずか10球で3死を奪った。

 2回の攻撃で好調の李大浩が今季9号となる先制ソロで岩隈を援護。3回のマウンドに戻った岩隈は、2死からデズモンドに同点ソロ弾を左翼へ運ばれてしまった。続くマザラにもライトへ二塁打されたが、追加点はなかった。

 気を取り直した4回を3者凡退とすると、また李が救ってくれた。4回の攻撃で2打席連続となる今季10号3点弾をレフトへたたき込んで勝ち越し。さらに、シーガーが2者連続となる右翼ソロ弾を放って、4点リードに広げた。

 大量の援護を得た5回と6回はともに12球で3者凡退。7回には先頭ルアに左翼ソロ弾を浴びた後、2死からモアランドにも右翼へソロ弾を許した。

 岩隈は7回を投げ終えて、93球(58ストライク)で降板。2点リードで、5勝目の権利を持ったまま降板した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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