ロッテ・スタンリッジが42日ぶり白星 「自分の投球スタイルは変わらない」
伊東監督は「いい投球」と評価、愛息のキャッシュ君も「Good!」
ロッテのジェイソン・スタンリッジ投手が、11日のヤクルト戦で4月30日の日本ハム戦以来、42日ぶりの白星となる今季3勝目を挙げた。
5月28日のソフトバンク戦で2回6失点。制球を乱してファーム行きになったが、この日は心配された四球も2個だけ。伊東監督も「久しぶりにしては、いいピッチングが出来ていた。余計なファーボールも出さなかった」と手ごたえを感じ取った。
初回は11球で3者凡退。「長く勝ち星はなかったが、低めに投げてゴロを打たせ、ベース板の上でアグレッシブに攻める自分の投球スタイルは変わらない」と2回にはバレンティンを狙い通り外角のスライダーで併殺にとった。
4回は「(フルカウントで)真っすぐでいけばよかったかもしれない」と山田にスライダーを20号ソロ本塁打とされた。7回は川端に右中間を破られ、2死三塁で100球ジャストで降板も、2失点とゲームを作った。
降板前の6回、一発を浴びた山田を143キロの直球で三ゴロに打ち取ると、ガッツポーズ。拍手して喜ぶスタンドのジョイ夫人と息子のキャッシュ君に胸を張って手を振った。お立ち台にはそのキャッシュ君も上がり、パパの白星の感想を求められと「Good!」と満面の笑み。「チーム一丸となって、いいヒットもあって、守備でも盛り立ててくれた。Good Win」。ファンが喜び、支える家族はもっと喜んだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count