ダルビッシュが肩の張りで次回登板回避 地元メディア「深刻さ増してきた」

ブルペンで「深刻な会話」も、本人は声明発表「あくまで予防」

 記事によると、ダルビッシュは11日(同12日)、24球のキャッチボール後にブルペンで投球練習を開始したが、わずか4球で切り上げていた。そして、球団は突如、先発させないことを発表したと伝えている。

 地元紙「スター・テレグラム」では、敵地セーフコ・フィールドでのブルペンでの緊迫した雰囲気をレポートしている。記事によると、ダルビッシュはダグ・ブロケイル投手コーチ、ブルペン担当のブラッド・ホルマン投手コーチ、通訳、トレーナーのマット・ルチェロ氏と「深刻な会談をしていた」。

 ルチェロ氏が電話後、ダルビッシュが投球練習をスタート。軽く数球投げたところで、ルチェロ氏が再び電話。そして、日本人右腕はクラブハウスに姿を消したと、細かく描写している。

 ダルビッシュは球団を通じて、「トミー・ジョン手術を受けた選手にこういう問題がよくあると聞いていた。今は無理をして悪化させたくない。あくまで予防。深刻でないこととすぐに復帰できることを祈っている」と声明を発表した。

 本人は軽症を強調しているが、復帰後に圧巻のピッチングを披露してきたエースの異変を受け、地元メディアには不安が広がっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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