ダルビッシュ右肩痛でDL入り MRIに異常なしも安全策

違和感消えるまでノースロー「復帰過程ではあること」とGM

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、右肩の違和感と張りで故障者リスト(DL)入りした。レンジャーズの球団公式サイトが伝えている。

 右ひじ靱帯再建手術から復帰後3戦目として8日アストロズ戦で先発したダルビッシュは、右肩の張りを訴えて5回76球で降板。当初は念のための措置と発表され、自身もツイッターで「ご心配なく」と呼び掛けていた。10日にブルペンで21球を投げていたが張りが消えず、13日に予定されていた先発予定を回避。遠征地シアトルからテキサスに戻り、チームドクターの診察を受けていた。

 記事によれば、MRI診察の結果に異常はなかったが、張りと違和感が消えないため、チームはDL入りを決断したという。レンジャーズのダニエルズGMは「MRIで異常は見つからなかったことはいいこと」と安堵。「手術したのとは別の場所に小さな問題が発生することは、手術後に起こりうる過程だと考えている。注意しながら対処し、違和感が消えたら、そこからまた始めたい」と話しているそうだ。

 ダルビッシュは、右肩の違和感が消えるまで投球練習は行わない予定で、ダニエルズGMは「彼は投げたがっているし、これまでも懸命にトレーニングしてきた。今はこれを乗り越えないと」と話し、無理はさせずに慎重に復帰過程を歩ませる意向を示したという。

 昨年トミー・ジョン手術を受けたダルビッシュは、今年5月28日パイレーツ戦で2シーズンぶりのメジャー復帰を果たしていた。これまで3試合に投げて2勝無敗、防御率は2.87となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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