阪神ゴメスがスタメン落ち 打線は11安打を放ちながら4得点で敗戦

7打席連続三振で18日は来日初の代打を送られた主砲、19試合連続本塁打なし

 阪神のマウロ・ゴメス内野手が19日のソフトバンク戦(甲子園)でスタメン落ちした。主砲を欠いた打線は相手を上回る11安打を放ちながら4得点。この試合はベンチから敗戦を見届けた助っ人は「今日は特に何もありません」と言葉少なに球場を後にした。

 ゴメスは15日のオリックス戦(甲子園)から18日のソフトバンク戦の第2打席までに7打席連続三振。7回の打席では来日初となる代打を送られ、ベンチでバットを叩きつけるなど苛立った姿を見せていた。5月26日のヤクルト戦(神宮)で本塁打を放ってから、その後は19試合連続で本塁打なしと主軸としての仕事を果たせないままだ。

 完全なボール球に手を出し、甘い球を打ち損じる姿に、金本監督も「当たる気しないでしょ。本人もどうしていいのかパニクっているところもある」と口にしている。

 今回のスタメン落ちは頭を整理しリフレッシュさせるための措置だが、リーグ5位に沈み、借金「5」のチーム状況を考えれば、1日でも早く本来の姿を取り戻してほしいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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