月間MVP候補の日ハム大谷がオリックス戦登板 “リアル二刀流”で好循環!?

本人は「投球と打席は関係ない」も…6月は圧巻の成績

 二刀流で起用された試合は投球で4勝0敗、防御率0.58。打撃では打率4割1分7厘(12打数5安打)、0本塁打、3打点、3四球をマークしている。大谷は「投球と打席は関係ない」と投打を切り離して考えているというが、“リアル二刀流”での起用が好循環を生み出しているのは間違いなさそうだ。

 6月は3試合登板で3勝0敗、防御率0.38。5日の巨人戦(東京ドーム)では日本最速163キロをマーク。12日の阪神戦(札幌ドーム)では163キロを連発し、160キロ超の剛速球を31球投げる圧巻の投球を見せた。現状では6月度「日本生命月間MVP賞」の最有力候補に挙がっている。

 25日はオリックス戦の試合前にブルペン入りし、約30球を投げて調整した。「(交流戦が終わって)間が空いているので、また新たな気持ちで頑張りたい」と意欲を燃やす大谷。“リアル二刀流”でリズムに乗って、昨年4月以来の自身2度目の月間MVP受賞につなげたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Cou

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