ハム栗山監督、今季初先発の斎藤佑に白星期待「是が非でも勝たせてあげたい」

29日の西武戦で今季初先発へ、指揮官「信じている」

 日本ハムの栗山英樹監督が、斎藤佑樹投手へ「斎藤佑樹らしく投げて欲しい」とエールを送った。

 斎藤は29日の西武戦(札幌ドーム)で今季初先発する。昨オフから先発を目指したが、開幕2軍スタート。5月5日の1軍昇格後は中継ぎとしてブルペン待機し、今季成績は6試合登板、0勝0敗、防御率2.45だ。

 調整登板となった6月22日のイースタン・リーグDeNA戦(鎌ヶ谷)では2回1安打無失点に抑えた。結果を残し、先発のチャンスをつかんだ。

 栗山監督「斎藤の状態がいいと踏んで、こちらはいかせるわけだから。あまり初先発のことは気にせず、自分らしく、斎藤佑樹らしく。しっかり投げてくれると信じているし、是が非でも勝たせてあげたいと思う」

打線好調、斎藤の状態も「すごくよく見える」

 打線は活発だ。連勝が始まった6月19日の中日戦(ナゴヤドーム)から打線は6試合で5度の2桁安打をマーク。28日の西武戦(札幌ドーム)では4番・中田翔が腰の張りで欠場する中、陽岱鋼らが奮闘。打線の援護も期待できる。

 栗山監督「打線もそうだけど、斎藤の状態はすごくよく見えているので。なんとか勝てるように点を取ってあげたいです」

 現状では大谷、有原、吉川、メンドーサ、高梨に次ぐ先発6番手。先発枠を争う立場だが、28日の西武戦中に29日の予告先発が発表されると、札幌ドームが沸いた。

「球場を支配する力を持っている」と評される斎藤。287日ぶりの白星でチームの7連勝へ導き、首位・ソフトバンクの追撃態勢を整えたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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