“韓国50発男”がマイナー降格 ツインズ監督「自国からの重圧」懸念

朴炳鎬がマイナー降格、モリター監督「精神的に参ってしまっている」

 今季ツインズに加入した韓国人スラッガー、朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手がマイナーに降格した。球団公式サイトが伝えている。

 韓国球界で2年連続50本塁打以上を放った朴は今季加入したツインズで当初、その長打力を見せつけていた。4月は打率.227ながら6本塁打、8打点をマーク。しかし5月も3本塁打、10打点ながら打率は.205と上向かず、6月は打率.136と低迷。シーズン通算でも12本塁打、24打点ながら、打率.191、80三振と苦しんでいた。

 現在、ア・リーグ中地区最下位と低迷するツインズは1日(日本時間2日)、故障者リスト(DL)入りしていたミゲル・サノ外野手の復帰に伴い、朴の3A降格を決断。記事によると、モリター監督は「彼はかなり精神的に参ってしまっている」、「マイナーに行って少し肩の荷をおろすべきだ」とコメント。また、「特に姜正浩(パイレーツ)、金賢洙(オリオールズ)そして李大浩(マリナーズ)が今シーズン活躍しているのを見て、朴はおそらく自国からのプレッシャーを感じているのではないか」とも話しているという。

 指揮官から「自信を失ってしまっただけだと思う」と、“自信喪失”を心配されている29歳。再びメジャーに這い上がり、輝きを放つことができるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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