巨人大田、菅野の代打で貴重な同点打 リプレー検証も逆転はならず

右中間破るタイムリー、勝ち越しの生還狙った實松はリプレー検証も覆らずアウト

 巨人の大田泰示外野手が2日、ヤクルト戦(秋田)でエース菅野の代打で登場し、貴重な同点タイムリーを放った。

 巨人・菅野、ヤクルト・デイビーズと両先発が粘りの投球を見せ、試合は5回まで両チーム無得点。しかし、ヤクルトは6回に雄平の併殺崩れの三ゴロの間に1点を先制した。

 直後の7回、巨人は2死一、二塁の好機を迎えると、98球を投げていた菅野の代打で大田を打席に送った。大田はデイビーズから右中間を破るヒット。ギャレットは悠々生還し、さらに一塁走者の實松も本塁を狙った。

 本塁クロスプレーは微妙なタイミングとなったが、判定はアウト。しかし、實松がヤクルトの捕手・中村悠のタッチをかいくぐっているように見え、高橋監督がベンチから飛び出した。リプレー検証に持ち込まれたが、結果は判定通りアウトに。それでも、巨人は大田の貴重なタイムリーで同点に追いついた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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