名選手2人も虜!? 「ボンズとマッティングリーはイチローに魅了されてる」

主砲スタントンも敬意「イチローはいつだってやるべきことをやる準備が出来てる」

 ギャモンズ氏は「イチローはマーリンズにインパクトを与えてきた。プレーだけではなく、準備と信頼の面においても」と指摘。主砲のジャンカルロ・スタントンが「先発出場しようと(延長)14回からの途中出場であろうと関係ない。イチローはいつだって、いつだって、やるべきことをやる準備が出来ている」と語ったことも紹介している。

 今季からチームに加わった2人の元名選手も、背番号51に一目を置いているという。ドン・マッティングリー監督とバリー・ボンズ打撃コーチだ。ギャモンズ氏は記事で「ボンズとマッティングリーはイチローに魅了されている」と言及。走攻守の全てで衰えを見せないプレーに加え、グラウンド外の振る舞いでも、現役時代にメジャーで圧倒的な実績を残した2人に驚きを与えている。

 一方で、イチローも若手の多い選手たちを「最高のチームメート」と呼び、絶大な信頼関係を築いている。日米通算4257安打目を放ち、メジャー歴代最多安打(4256安打)のピート・ローズを超えた6月15日(日本時間16日)のパドレス戦後の記者会見でも、「去年このチームに来て、1年一緒にやって、今年メンバーが少し変わったんですけど、チームメートとしては最高のチームメートとハッキリ言える、まぁ“子”たちですよね、もう、年齢差から言えば。本当に感謝してます。彼らには」と心の内を明かしていた。

 最高の環境で、求められる役割を淡々とこなしているイチロー。3000本の金字塔も通過点として、このまま安打を積み重ねていくはずだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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