イチロー代打で右中間二塁打、通算2990安打&3000本まで「10」 マ軍は惜敗

2試合連続ベンチも右中間を鮮やかに破る二塁打に敵地でも歓声

 マーリンズのイチロー外野手が4日(日本時間5日)、敵地で行われたメッツ戦に代打出場し、右中間二塁打を放った。2試合連続で先発を外れたが、存在感を示す二塁打で出塁。メジャー通算安打は2990本となり、3000本の金字塔まで残り「10」と迫った。

 6点の先制に成功したマーリンズだが、4回から4イニング連続で得点を許し、ついには同点に追いつかれてしまう。その直後、8回先頭で代打として打席に向かったイチローは、メッツ4番手ロブレスと対戦。2ストライクから4球目速球を力強く振り抜くと、打球は鮮やかに右中間を破る二塁打となった。勝ち越しの走者として出塁するも、後続が倒れて生還することはなかった。

 これで今季打率を.340としたイチロー。メジャー通算安打は2990本となり、ついに3000安打の節目まで残すところ「10」本となった。

 チームは、8回裏にトレード移籍してきたロドニーが打たれて、6-8で敗れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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