「野球は守備から」 過去5年で明確な結果、上位争いに堅実な守備は必須!?
今季の失策数が少ないのはやはり…
この結果が出てしまっては、やはり守備が重要だと言わざるを得ない。過去5年のうち、4シーズンでリーグ最少失策数のチームが優勝を果たしている。唯一逃してしまった2014年のオリックスに関しても、2位でシーズンを終えているように、上位に入るにはまずは守備を重要視していく必要がある。ちなみにセ・リーグも過去5年のうち、3シーズンでリーグ最少失策数のチームが優勝している。
<今季のパ・リーグチーム失策数一覧>
【北海道日本ハム】→失策数33
【福岡ソフトバンク】→失策数37
【楽天】→失策数44
【千葉ロッテ】→失策数46
【オリックス】→失策数59
【埼玉西武】→失策数67
※7月5日終了時点での数字
今季の7月5日までのチーム失策数は上で述べた通り。順位こそ逆であるが、やはり北海道日本ハム(順位は2位)と福岡ソフトバンク(順位は1位)の上位2チームは失策数も少ないということが分かる。なお、セ・リーグの失策数最少チームは東京ヤクルト(順位は2位と2差の5位)で、次に少ないのが広島(順位は1位)という結果になった。
シーズンも半分以上の試合を消化し、残りは60数試合ほど。チームの補強などは今月いっぱいで完全終了となるが、上位進出への切符を手にするには、守備力をしっかりと見つめ直す必要がある。「野球は守備から」という言葉を念頭に置いてシーズンを戦っていくことが重要になりそうだ。