阪神連敗ストップ、DeNA筒香4打点で3連勝、SBは50勝一番乗り…6日のプロ野球

巨人高木は背信投球、ヤクルト最下位転落、SB岩嵜5年ぶり完封、ロッテ唐川3勝目

 プロ野球は7日、各地で4試合が行われた。セ・リーグでは、阪神が連敗を3で止め、5位に浮上した。ゴメスが2点リードの3回に右中間へ14号2ランを放つと、5回には左前2点打で4打点を挙げた。先発の新人・青柳は7回1安打無失点で2勝目。阪神は最下位を脱出した。巨人は先発の高木が3回4失点の背信投球。打線も1安打で今季7度目の零敗となった。

 DeNAは今季3度目の同一カード3連勝した。2点を追う6回に筒香が一時逆転の20号3ラン。同点に追いつかれた7回2死一塁では宮崎の適時二塁打で勝ち越し、続く筒香の適時打でダメ押しした。試合のなかった首位・広島とは9.0ゲーム差。敗れたヤクルトは最下位に転落した。

 首位・ソフトバンクは両リーグ50勝一番乗り。先発の岩嵜が6回まで毎回走者を出す苦しい投球だったが、129球の力投で9回9安打無失点に封じ3勝目。5年ぶり自身2度目の完封で飾った。打線は初回の内川の13号3ラン、3回の松田の17号ソロで援護した。チームは4連敗後に2連勝し、2カードぶりの勝ち越し。敗れたオリックスは相手を上回る9安打を放ちながらも、あと1本が出ず今季12度目の零敗を喫した。右肩痛から約1か月ぶりの1軍登板となった金子千は7回3安打4失点。自身ワーストタイの4連敗で6敗目(3勝)を喫した。

 ロッテは3連勝でリーグ2位に浮上した。先発の唐川が8回途中6安打2失点と好投し3勝目。打線は荻野が1点リードの6回に1号ソロを放つなど3安打で打線を引っ張った。9回は西野が1失点で1点差に迫られながら、何とか逃げ切り20セーブ目。西武は先発の高橋光が7回6安打3失点も5敗目。5位に転落した。

【セ・リーグ】
◇DeNA 5-3 ヤクルト(横浜)
勝 田中(2勝0敗)
敗 村中(5勝3敗)
S 山崎康(1勝2敗20セーブ)
HR【D】筒香20号【ヤ】西浦1号

◇巨人 0-6 阪神(東京ドーム)
勝 青柳(2勝1敗) 
敗 高木(4勝7敗)
HR【神】ゴメス14号

【パ・リーグ】
◇ロッテ 4-3 西武(QVCマリン)
勝 唐川(3勝4敗)
敗 高橋光(3勝5敗)
S 西野(3勝5敗20S)
HR【ロ】中村4号、荻野1号
 
◇オリックス 0-4 ソフトバンク(京セラドーム)
勝 岩嵜(3勝0敗1セーブ)
敗 金子千尋(3勝6敗)
HR【ソ】内川13号、松田17号

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY