SB東浜、8回2失点で6勝目 試合中に「身体のねじれを修正できた」

規定投球回未満も防御率2.21、リーグ5位相当にも「特に意識はしていない」

「それよりも、昨日カードの頭で負けていたし、カードに勝ち越すためには大事な試合という意識はありました。その中で、初回に3点を取ってもらったことはメンタル的にもとても大きかったです」

 これで防御率は2.21。わずかに投球規定回数に達していないため、パ・リーグの投手成績には顔を出していないが、現状ではリーグのベスト5圏内に相当する成績だ。ただ、東浜は「規定に到達すればうれしいですが、特に意識はしていません。とにかく目の前の試合でしっかり投げることだけ」と話す。

 工藤公康監督の指導のもとで開幕からハードなトレーニングを続けているが、その成果を着実にマウンドでの結果に結びつけている。来週はオールスターゲームブレークとなるが「その後のシーズン後半戦でもしっかりと投げられるように、少し休んだうえで(トレーニングを)継続して追い込んでいきたい」と意欲を見せた。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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