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賛否両論を呼ぶ阪神藤浪の161球 金本監督の采配は厳しすぎたのか?

カギを握るオールスタブレーク、4年連続2桁へ「十分に取り返せる可能性はある」

「オールスターに出なければミニキャンプでも張ることが出来ます。抹消されて(再登録まで)10日間あるので、走り込みとフォームの微調整をできますけど、藤浪はその真ん中でオールスター出場のために抜けないといけない。なので、映像を見るなりして、早めに原因究明を進めていかないといけません。去年は『キャッチャーの奥まで投げていくイメージ』でいいボールが来ていましたが、今年は違うらしい。実際に話を聞いたら、今年はそういうボールではないと、阪神のキャッチャー陣が言っていました。そこをもう1度思い出して、どうすればいいのか(考えなければいけない)。必ず原因があるはずですから」

 ただ、この10日間でしっかり修正できれば、高卒4年連続2桁勝利も不可能ではないと、野口氏は見ている。そして、この苦しみこそが、藤浪をさらに大きく成長させることになると期待する。

「逆に言えば、4年目でつまずいておくのは、彼にとっていいのではないかと思います。(プロ生活の)先は長い。あと1、2年しかできない選手じゃないですから。ここで1回つまずいておいて、5年後くらいに『あの時の経験が生きているな』というふうになればいいですよね。いい試練が訪れたのではないかなと。今までが順調すぎたので。

 このオールスターブレークで修正が効くかどうかで、今年も10勝できるかが決まる。彼自身は(抹消された)9日からオールスタブレークに入った。普段のオールスターブレークとは違う“鍛錬のオールスターブレーク”に入ったわけです。そこをどう捉えて、どう噛み砕いて、どう実行してくか。それができれば、まだ試合数も半分近く残っているので、十分に取り返せる可能性はある。(2桁まで)あと6勝ならいけます。チームとしても、そうなってくれないと上にいけないですから」

 大きな話題を呼んだ161球が、どのような意味を持つのか。ここから先の藤浪に大きな注目が集まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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