「健康を疑問視された」前田がド軍牽引 前半戦で“評価”一変「馬並みの強さ」

100投球回を超え、出来高の合計額は1億6600万円

 オフに行われたフィジカル検査の結果を受けて、開幕前には肩肘の状態を不安視する声も上がったが、幸い前半戦は何も起こらず乗り切れた。この日で投球回が103回2/3となったため、新たに25万ドル(約2520万円)のボーナスを獲得。300万ドル(約3億220万円)の基本給に加え、すでに165万ドル(約1億6600万円)の出来高を獲得した計算になる。

 多くの怪我に祟られながらも、51勝40敗で西地区2位と健闘するドジャースだが、記事ではチームが現状を保てている「最大の理由の1つは彼(前田)の成功にある」と断言。前半戦を終えた前田は、通訳を介して「いい時も悪い時も経験できたから、全体的にとても生産的な前半戦だった」と振り返り、充実感を浮かべたという。

 自身も足や手にピッチャー返しを受けながら、大怪我には至らず健康体を保っている前田が、後半戦も怪我なくローテを守り抜くことを期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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