楽天、一夜で4位浮上 新助っ人ペレスが来日初スイング弾「興奮しました」

連敗3でストップ、ペレスは日本語で「イッショウケンメイガンバリマス!」

 楽天が12日の西武戦(西武プリンスドーム)で5-1で快勝。チームの連敗は3でストップし、一夜で4位浮上した。

 歴史的な一発で試合の主導権を握った。新外国人ペレスが「3番・左翼」で初スタメン。初回1死一塁。1ボール1ストライクから、ポーリーノの3球目、148キロ直球を最初のスイングで左中間へ先制の1号2ラン。この日の試合前に入団会見を行ったばかりのキューバ出身31歳の一振りで2点先制した。1点リードの7回2死満塁では藤田の走者一掃3点二塁打でダメ押した。

 投げては左腕・塩見が6回4安打1失点と好投。5勝目を挙げた。9回は守護神・松井裕が締めた。

 西武はポーリーノが7回途中5失点と粘れなかった。打線も初回の浅村の13号ソロのみ。5位に転落した。

 試合後、ペレスはヒーローインタビューで「日本で初めての試合でチームに貢献できて、うれしいです」と笑みをこぼした。来日初打席での初本塁打には「とにかくチャンスをくれた楽天の役に立とうと。1打席目で本塁打に出来て興奮しました」。今後に向けて「まだ日本の投手の特徴や球種を分かっていないので、準備は出来てないが、勝利に貢献できるようにしたい」と話し、最後は日本語で「イッショウケンメイガンバリマス!」と誓っていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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