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広島・野村、球宴前にトップ11勝&自己最多勝利に王手 緒方監督も粘投評価

12日の巨人戦で先発した広島の野村祐輔が、自身7連勝でリーグトップの11勝目をマークした。初回にいきなり先制を許した後、4回までに3点を奪われる苦しい投球だったが、野村は「野手がたくさん点を取ってくれて、なんとか投げられた」と打線に感謝した。

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打線に感謝「なんとか投げられた」

 12日の巨人戦で先発した広島の野村祐輔が、自身7連勝でリーグトップの11勝目をマークした。初回にいきなり先制を許した後、4回までに3点を奪われる苦しい投球だったが、野村は「野手がたくさん点を取ってくれて、なんとか投げられた」と打線に感謝した。

 プレイボール直後の初球を、橋本到にいきなり痛打され、3番坂本のタイムリーであっという間に1点を奪われた。それでも野村は「いきなり点を取られたが、あそこでズルズルいかなかったのがよかった」と粘りの投球を見せた。

「相手打線が強力なので、しっかり自分のボールを投げなければならないと思った」という野村は、4回にも2点を失ったが、打線の援護にも助けられ、6回3失点でなんとか踏ん張った。

 緒方監督は「ちょっと良くなかった。ツーシームを合わせられていたね」と苦言も呈したが、「調子があまり良くない中で、十分な投球をしてくれた」と、試合を作った右腕を評価した。

 オールスター前に11勝を挙げ、自己最高の12勝まで早くもあと1勝となった。野村は「今日は湿気も多かったし、疲れもないことはない」としながら、自身の躍進を「野手の方と石原さんのリードのおかげ」と周囲に感謝した。

 チームは貯金20となり、リーグ優勝に向けてひた走っているが、「チームがいい位置にいるので、一戦一戦を大事に戦っていきたい」と、後半戦に向けて気を引き締めていた。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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