広島新井、7月は7戦5発&打率6割目前と驚異の数字 好調要因は「下半身」
緒方監督の起用法も奏功
7月に入り、7試合で5本塁打、16打点、打率は.593と驚異的な数字を誇る。日頃から下半身を使ったスイングを意識しているが、「今はしっかりと下半身で振り切れている感覚がある。逆方向に飛ぶということは、しっかり下半身で振れているということ」と、好調の要因を再確認した。
今季はスタメンを外れる試合もあるが、緒方監督が「疲労など、いろいろな要因を考えて、休ませた方がベストと考えて起用している」と言う起用法が功を奏しているようだ。
絶好調のチームは、オールスターまで残り1試合の時点で貯金20に達した。広島特有の蒸し暑い夏が目の前まで来ているが、「疲れているのはみんな同じ。毎試合、全力でやることに変わりはない」と、悲願のリーグ優勝へ、ひたむきに突き進む姿勢を見せた。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo