MLBで韓国人選手に明暗…元NPBの2人は奮闘、李大浩に韓国紙「重大な成果」
マイナー拒否の金賢洙も活躍、一方で朴炳鎬と姜正浩は「苦難の時」
また、レンジャーズの秋信守については相変わらず負傷が目立つものの、復帰後は徐々に成績を上げてきており、「最近の成績が何かしらの兆候であれば、シーズン後半戦では調子を上げてきそうだ」と巻き返しに期待している。
オープン戦の不振で開幕マイナー行きを通告されながら、拒否して話題となったオリオールズの金賢洙は、高打率を残して途中から定位置を奪取。特に出塁率.410は特筆すべき数字で、「朝鮮日報」も「MLB公式サイトはボルチモア・オリオールズの金賢洙を”出塁率兵器”として褒め称えた。控え選手として今シーズンをスタートさせたが、絶え間ない努力が実を結び成績が向上している」と称えている。
一方で、完全に「暗」となったのは2人。韓国では2シーズン連続で50本塁打以上をマークして海を渡ったツインズの朴炳鎬は、メジャーでも開幕から柵越えを量産していたが、途中から当たりが止まった。対戦相手の研究が進んだことが理由なのか、打率は.191まで低迷。ついにマイナー降格となった。
パイレーツ2年目を迎えた姜正浩も、負傷から復帰直後は打線の主軸として存在感を見せていたが、徐々に成績が低迷。打率.248で前半戦を終え、さらにグラウンド外での問題も報じられた。
「ミネソタ・ツインズの朴炳鎬とピッツバーグ・パイレーツの姜正浩は苦難の時を迎えている。朴炳鎬はスランプに陥り、マイナー降格。姜正浩は膝の怪我が長引いており、最近では性的暴行をしたとして非難されている」
記事でも、このように厳しく指摘。どちらも、復活へは厳しい道のりが待ち受けていると言えそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count