マーリンズ監督、イチローの“50歳現役計画”を大歓迎!

1年に1安打で3000本到達?「プレッシャーを和らげてくれる」

 17日(日本時間18日)に敵地でのカージナルス戦で、今季3度目の3安打を放ったマーリンズのイチロー外野手。また3安打以上は5度目でメジャー通算安打を2994本とし、3000本の大台まで残り「6」と迫った。

 球宴に出場した正中堅手オズナに休養を与えるため、2日(同3日)のブレーブス戦以来、10試合ぶりのスタメン出場となったイチローは、第1打席から快音を響かせ続け、チームの勝利に大きく貢献。今季は限られた出場機会を最大限に生かしながら、打率.347とハイレベルなパフォーマンスを披露し続けている。

 史上30人目となる3000本の金字塔は、もう手の届く範囲。迫り来る「Xデー」を前に、マッティングリー監督はどんな起用法を取るのか気になるところだが、試合後の会見では「このまま同じように起用していく」と話している。

 気を急く周囲をいなすかのように、ニヤリと笑った監督は「イチはみんなのプレッシャーを和らげてくれる。だって、50歳までプレーするって言うだから。(3000本を超えるに必要な)7安打は(50歳までの)7年間で必ず達成できるよ。大丈夫、1年に1本ペースで到達だ(笑)」とジョークで笑わせた。イチローの起用法を巡るプレッシャーを少なからず感じている様子で、それを和らげる“50歳現役計画”は大歓迎というわけだ。

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