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広島岡田、プロ最長タイ8回3失点で3勝目 緒方監督から「ナイスピッチング」

プロ最長タイとなる8イニングを投げ切り、投球数は96球と初完投も期待されたが、「打順の巡りだから仕方ない。次もしっかり投げて、結果的に完投につながればいい」と悔やむ様子はなかった。

初完投ならず「仕方ない」、確かな手応え「やってきたことが間違いではなかった」

 広島の岡田明丈投手が19日の中日戦に先発し、8回3失点の好投で3勝目を挙げた。プロ最長タイとなる8イニングを投げ切り、投球数は96球と初完投も期待されたが、「打順の巡りだから仕方ない。次もしっかり投げて、結果的に完投につながればいい」と悔やむ様子はなかった。

 5回まで打たれた安打は1本のみ。投球数は48球と完投、完封ペースの完璧な投球だった。岡田は「球数は意識して投げていない。ストライク先行を心がけて、それが結果につながっている」と、ほとんど表情を変えずに話した。

 6回にプロ初となるボークを記録し、そこからピンチを招いて3失点した。それでも岡田は「気持ちに変化はなかった。打ち取った当たりがヒットになってしまったこともあったし、あの回は真ん中に集まってしまった。ボールが先行してしまい、力んで投げてしまったところもあった。そのあたりは次に向けて、しっかりやっていきたい」と反省した。

 3回にはビッグイニングの口火となる安打をセンター前に放った。日頃からバッティングは好きだという岡田は「センター返しを意識して、それができました」と、そこで初めて笑顔を見せた。

 降板後のベンチで、緒方監督に「ナイスピッチング、と言ってもらった」という岡田。「これまでやってきたことが間違いではなかったと感じた。これを続けていきたい」と、好投しながら勝ち星に恵まれなかった前半戦を払拭する意気込みを見せた。

【了】

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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