日ハム有原航平、初の月間MVP初受賞なるか? 日ハムから6選手が候補に

2勝0敗、防御率0.00と完璧登板の有原、チームは15連勝でソフトバンクを猛追

 日本野球機構は21日、7月度の「日本生命月間MVP賞」の候補選手を発表。候補に挙がった全15選手のうち、歴代4位タイの15連勝を記録した日本ハムから大谷翔平投手ら大量6選手の名前が挙がっている。

 投手部門で候補に挙がったのは有原航平、大谷翔平、高梨裕稔の3投手。打者部門では陽岱鋼、田中賢介、西川遥輝の3選手が候補として挙がっている。

 特に活躍が目立つのは有原だ。7月は2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で8回5安打無失点。9日のロッテ戦(札幌ドーム)でも8回3安打無失点と好投した。上位勢を相手にしながらも、ここまで2勝0敗、防御率0.00と圧巻の投球を見せている。後半戦初登板となる22日のオリックス戦(札幌ドーム)でもゼロを並べ、自身初の月間MVP受賞へつなげたいところだ。

 月間MVP候補6選手を輩出する日本ハムは、守護神・増井浩俊の先発転向、4番・中田翔の不振などの“逆風”を物ともせず、7月は11勝1敗と大躍進。最大11.5ゲーム差あった首位・ソフトバンクと4差に縮めている。

 6月度の投手部門の月間MVPを受賞した大谷は「チームの中で候補に挙がる選手がいれば、それだけ勝つ確率も高いですし、それぐらいの活躍ができれば」と話していたが、日本ハム選手が投打で月間MVPを“占拠”するか注目だ。

【パ・リーグ投手部門 候補選手】(成績は7月20日時点)
日本ハム・有原航平
2試合登板、2勝0敗、防御率0.00

西武・岸孝之
3試合登板、2勝0敗、防御率1.13

オリックス・西勇輝
3試合登板、3勝0敗、防御率1.13

ソフトバンク・千賀滉大
2試合登板、2勝0敗、防御率1.23

楽天・則本昂大
3試合登板、2勝1敗、防御率1.71

日本ハム・大谷翔平
2試合登板、1勝0敗、防御率1.88

日本ハム・高梨裕稔
2試合登板、2勝0敗、防御率1.93

【パ・リーグ打者部門 候補選手】
オリックス・安達了一
13試合出場、打率.383、0本塁打、3打点

日本ハム・陽岱鋼
12試合出場、打率.362、1本塁打、9打点

楽天・銀次
12試合出場、打率.357、0本塁打、4打点

日本ハム・田中賢介
12試合出場、打率.356、1本塁打、4打点

日本ハム・西川遥輝
12試合出場、打率.341、0本塁打、7打点

楽天・藤田一也
12試合出場、打率.340、0本塁打、10打点

西武・秋山翔吾
14試合出場、打率.311、2本塁打、7打点

西武・メヒア
14試合出場、打率.294、3本塁打、6打点

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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