巧みに危機回避の田中将大に“奇術師フーディーニばりの脱出劇”と米紙
4回2死満塁の大ピンチを空振り三振で切り抜け、渾身の雄叫び上げる
記事では、守備の助けを受けながら田中が見せた3度にわたる危機脱出劇を、20世紀初頭に“脱出王”の異名で大人気を博した稀代の奇術師になぞらえ「脱出の天才フーディーニに捧げるパフォーマンスだった」と絶賛した。
ジラルディ監督は試合後、4回に直面した1死満塁という絶体絶命のピンチを振り返りながら、「何度か追い詰められたが、必要な時に94マイルや95マイルの速球で押せた」と好評価。2死満塁からブランコを95マイルのツーシームで空振りに仕留めて華麗なる脱出劇を完成させた田中は、マウンド上で渾身の雄叫びを上げ、「試合の状況によって感情が爆発してしまうことがある」と通訳を介して話したそうだ。
本人ばかりかファンも大興奮したフーディーニばりの危機脱出。時に感情を爆発させる迫力満点の投球で、後半戦もチームを牽引していきたい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count