前田健太、20試合登板&投球110回超え ボーナス追加で総額6.26億に!
契約時に健康を懸念されるも、開幕以来故障と無縁
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」電子版によれば、ロバーツ監督はこの日の前田について「序盤はキレがあった。カーブ、スライダーなどが効果的だった。速球は及第点」と評価したそうだ。クオリティスタート(6回以上を投げて自責点3以下)にこそ、あと1死で届かなかったが、試合開始時の気温34度という酷暑での力投は、エース左腕カーショーを欠くドジャースにとって心強いものだったに違いない。
契約前のフィジカル検査で異常が見つかり、健康を懸念したドジャースは出来高に重点を置いた珍しい形の契約を結んでいた。だが、いざ開幕してみると、誰よりも健康な前田は着実に出来高の設定値をクリア。ドジャース先発投手陣の中で、最も安定感のある存在となっている。
現在、ナ・リーグ西地区2位につけるドジャースがプレーオフ進出を実現するためにも、前田は欠かせない存在となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count