数え続けて13年目、環境変化も色あせない熱意 イチメーター製作者の思い

イチメーター制作から13年目迎えた「世界一のイチローファン」エイミーさん

 マーリンズのイチロー外野手は24日(日本時間25日)、本拠地メッツ戦に代打で出場し、空振り三振に終わった。22日(同23日)から本拠地に戻ったが、メッツとの3連戦は全てベンチスタートで、メジャー通算2996安打のまま。「世界一のイチローファン」として知られるエイミー・フランツさんはこの日もスタンドから声援を送り、偉業達成まで背番号51のプレーを見守ることを固く誓った。

 1点を追う7回1死走者なしの場面、イチローは中継ぎ右腕フェルプスの代打で登場。本拠地は大歓声に包まれ、もはや恒例となった「イチローコール」も起こる。熱狂的な雰囲気の中、イチローは右腕ロブレスに1ボール2ストライクと追い込まれると、最後は外角低めへの直球に空振り三振。守備にはつかず1打数無安打に終わり、3試合連続で快音は響かなかった。

 スタンドでは、マーリンズベンチの真上からエイミーさんが「イチメーター」を手に声援を送っていた。

 偉業を見届けようと、後半戦開始の敵地カージナルス戦から“応援の旅“をスタート。多額の資金を要するため、「クラウドファンディング」を利用して資金援助を求めたところ、日本のイチローファンを中心とした多くの人から多額の寄付が集まり、フィラデルフィア、マイアミと続いてきた連戦を追いかけている。

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