ソフト武田が2年連続2桁勝利、ハム貯金22、阪神藤川1000奪三振…26日プロ野球

DeNA借金返済まで「1」、中日4連敗

 プロ野球は26日、各地で5試合が行われた。セ・リーグではDeNAが中日戦で投打がかみ合って借金返済まであと1とした。先発の久保康が7回2失点の力投。打線も梶谷、ロペスの本塁打などで右腕を援護し、快勝した。中日は初回に得点をしたが、つながらず4連敗。若松は5回5失点で7敗目を喫した。

 阪神は8回1死一塁からゴメスが15号2ランを放ち、試合を決めた。ヤクルトに3点を先取されたが、ゴメスの適時打など反撃を開始。主砲のバットが勝利に導いた。また阪神藤川が8回から登板し、1回2安打無失点。2奪三振で勝利投手。日米通算1000奪三振を記録した。ヤクルトは山田が30号1番乗りとなる本塁打をマークした。

 岐阜・長良川球場で予定されていた巨人-広島戦は雨天中止となった。

 パ・リーグではソフトバンクの武田が楽天戦に先発し、見事完封勝利。2年連続となる10勝目挙げた。打線は内川の2点適時打で先制。その後、女房役の鶴岡が適時二塁打やセーフティースクイズを決め、武田をバットでも援護した。楽天は新外国人のペゲーロが来日初ヒット。第3打席目で痛烈な右前安打を放った。期待を抱かせる一打だった。

 日本ハムは西武に4-1で快勝。9カード連続でカード初戦を勝ち、貯金を今季最多タイ22とした。大谷が2回1死で岸から右前安打を放ち、同2死一、二塁から大野の左翼線二塁打で先制のホームへ。4回無死二塁でも右前へ。好走塁で右前適時二塁打とした。6回先頭の中前安打と合わせて、今季3度目の猛打賞をマークした。投げては先発のメンドーサが6回3安打1失点で7勝目(4敗)を挙げた。西武打線は岸の粘投を援護できなかった。

 ロッテはオリックス・西から5回に田村の適時二塁打、荻野の2点適時打で3点先制。オリックスも安達、代打川端の適時打などで同点としたが、8回に荻野の安打の後、リーグ打率トップの角中が今季初の送りバントでチャンスメイク。1死一、二塁で代打根元が決勝適時打を放った。オリックスは最多タイの借金21。

【セ・リーグ】
◇中日 3-7 DeNA(ナゴヤドーム)
勝 久保康 5勝5敗
敗 若松 7勝7敗
HR【中】ビシエド20号、【De】梶谷6号 ロペス19号

◇阪神 5-3 ヤクルト (甲子園)
勝 藤川 4勝5敗
敗 ルーキ 5勝4敗
S ドリス 8S
HR【ヤ】山田30号、【神】ゴメス15号

◇巨人-広島 (岐阜)
雨天中止

【パ・リーグ】
◇楽天 0-6 ソフトバンク(コボスタ宮城)
勝 武田 10勝4敗
敗 塩見 5勝6敗

◇西武 1-4 日本ハム (西武プリンスドーム )
勝 メンドーサ 7勝4敗
敗 岸 4勝5敗
S マーティン 14S
HR【日】レアード26号

◇オリックス 3-6 ロッテ(京セラドーム大阪)
勝 南 2勝2敗
敗 西 6勝9敗
S 西野 21セーブ

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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