田中将大5回7安打4失点で3敗目 6月11日以来1ヵ月半ぶりの黒星

制球が定まらず球数かさみ、5回で94球 チームは3連勝で止まる

 27日(日本時間28日)に敵地でのアストロズ戦に先発したヤンキース田中将大投手が、今季3敗目(7勝)を喫した。5回を投げて7安打4奪三振2四球で4失点(自責4)。防御率は3.16となった。チームは1-4で敗れ、連勝を3で止めた。

 初回は丁寧な制球で3者凡退と上々の滑り出し。だが、2回から調子を崩した。1死から2連続四球を与えて自らピンチを招くと、続くゴメスの中前適時打で1点を先制された。

 続く3回は1死二塁から暴投で走者を進めると、コレイアの左前適時打で2点目を献上。なおも1死一塁から次打者ラスマスに4球目スプリットを捉えられ、左翼席に2ランをたたき込まれた。

 マキャンのソロ弾で1点を返した直後の4回は、1死からカストロに右翼へ二塁打されたが、後続を抑えて無失点。なかなか制球が定まらず、球数がかさむ苦しい投球となるが、5回も走者を背負いながら無失点で切り抜けた。この回を終えて94球(56ストライク)を投げて降板した。

 だが、自らのミスで生んだ序盤の4失点が響いて3敗目。6月17日ツインズ戦から自身4連勝中だったが、チーム3連勝の波をつなぐことはできなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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