最速158キロのダルビッシュ、好投報われずも「最高のスタート」と地元紙

93球での降板に「最後の打者で全力を使ってしまった」

 結局、ダルビッシュは6回を投げて4安打6奪三振無四球2失点(自責2)で降板。93球(64ストライク)での降板に、試合後、バニスター監督は「マウンドに戻らせてもいい球数ではあったが、彼がエネルギーを使い切ったという話だったので」と話したと、球団公式サイトは伝えている。

 その後、8回に中継ぎブッシュが捕まって4点を失い、チームは逆転負け。球団公式サイトによれば、ダルビッシュは「(7回も)行こうと思えば行けたかもしれないが、本当に最後の打者(デービス)で全力を使ってしまった。とてもタフだった」と通訳を介して話したそうだ。

 チームを勝利へ導けなかったとはいえ、6回を無四球2失点に抑えられた意味は大きい。次回登板はローテーション通りなら、中5日で8月2日(同3日)敵地でのオリオールズ戦では、さらに進化した投球が見られるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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