地元開催のU-15W杯へ秘めた思い 先発出場果たした一戦で気持ち新たに

185センチ、71キロの恵まれた体格、本来は投手で鹿取監督も「どこかで投げる」

 黒須が中学1年の時に「第3回 WBSC U-15 ベースボールワールドカップ」のいわき開催が決定。父・正浩さんによれば、「いわきであるとわかってからは見るものではなく、出るんだと頑張っていた」という。学校では学級委員も務める真面目でしっかり者。野球に取り組む姿勢はストイックで自宅でもストレッチやスイング、シャドーピッチングは欠かさない。目標を明確に持ち、日々の努力の成果でJAPANのユニホームに袖を通した。

 185センチ、71キロの恵まれた体格で本来は投手。鹿取監督は「9試合あるので、どこかで投げます」と投手としての起用も明言した。

 黒須は「自分の持ち味を考えて、チームを勝たせられるように、いい流れを作れるようにしっかりと投げていきたい。持ち味はキレのある回転のいいストレートとスライダーだと思うので、それをどんどん投げて、どれだけ世界に通用するのか、楽しんでやっていきたい」と意気込んだ。

 戦いは始まったばかり。初戦は日本が13-0の7回コールド勝ちで白星発進した。地元の声援を力に背番号7は輝きを放つ。

【了】

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

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