イチロー、本拠地に大歓声も代打で一飛 3000安打へ「2」、敵地で偉業達成へ

マーリンズは本拠地10連戦の最終戦、場内から「イチローコール」も

 マーリンズのイチロー外野手は31日(日本時間8月1日)、本拠地でのカージナルス戦に代打で出場し、一飛に倒れた。メジャー通算2998安打で、史上30人目の3000安打に「2」のままとなっている。

 イチローは2点リードの7回、2番手右腕バラクロウの代打で登場。無死一塁で打席に入ると、場内は大歓声に包まれ、観客は総立ちで打席を見守った。「イチローコール」も起こる中、右腕マルティネスに2球で追い込まれながら、ファウルとボールで粘る。しかし、最後は7球目の内角高めの96マイル(約155キロ)の直球を打ち、一飛に倒れた。守備にはつかず、そのまま交代した。

 イチローは「3番・左翼」で先発出場した29日(同30日)は4打数無安打、途中出場した30日(同31日)は2打数無安打に終わっており、これで7打席連続&3試合連続ノーヒットとなった。

 マーリンズは22日(同23日)から本拠地で10連戦を戦っており、この試合が最後の1試合。1日(同2日)からはシカゴ、コロラドと遠征に出る。イチローはこの10連戦で先発出場は2試合のみ。金字塔へ残り4安打として本拠地に戻っていた。

 3000安打へ「2」のまま。イチローは打率.323となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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