カブス名将が明かすイチロー秘話 互いに“愛するモノ”を物々交換
3000安打達成の舞台は、歴史あるリグリーフィールドが舞台か?
ワイン通として知られるマドン監督が選んだワインなら、かなり価値あるものに違いないが、殿堂入り確実と言われるイチローのバットは、今後も価値が上がることは間違いない。イチローがバットを大切に扱う話は広く知られるところ。互いに“愛するモノ”を物々交換したわけだが、最終的にはバットの方が価値が上がると考えた名将は「不公平な交換だった」と話したようだ。
カブス本拠地のリグリーフィールドと言えば、フェンウェイパークに続き、メジャーで2番目に古い歴史を持つ球場だ。
これまで3000安打を達成したメジャー史を彩る29人も、勝利のためにヒットを打った場所。そんな歴史ある舞台で、歴史に残る偉業が達成されたら……。もしかしたら、記録達成を待ちわびる野球ファンのために、野球の神様がちょっとした粋な演出を加えたのかもしれない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count