田中将大、伝統メッツ戦で今季ワーストタイ7失点KO 2被弾含む8被打

交流戦サブウェイシリーズで乱調 6回まで3失点で粘るも7回に連打で崩れる

 今季8勝目を目指すヤンキース田中将大投手は2日(日本時間3日)、敵地でのメッツ戦で先発し、7回途中8安打7失点(自責7)で降板した。7失点は7月10日インディアンス戦に並ぶ今季ワーストタイとなった。防御率は3.46。

 “サブウェイ・シリーズ”と呼ばれるニューヨーク対決での先発した田中は、初回から8者連続凡退にする上々のスタートを切った。この日の初安打は、3回2死からメッツ先発デグロムに許した左前打。続くデアザにフルカウントから、6球目やや高めのツーシームを強振され、ライト席に飛び込み先制2ランとされた。

 マウンドに戻った4回は2死一塁から暴投で走者を二塁に進めるも、コンフォルトを空振り三振とし、さらなる失点を防ぐ。 

 5回は先頭ダーノーに初球スライダーをレフト席へ運ばれて3失点目。次打者から6者連続凡退としたが、7回に先頭フローレスをレフト前安打と味方失策で二塁に進めると、続くコンフォルトの左翼への二塁打で1点を追加されてしまった。なおも1死三塁からレイノルズの右前適時打で5失点目。続くデグロムにもセンター前ヒットを許し、1死一、三塁としたところで、93球(64ストライク)で降板した。

 マウンドを引き継いだ2番手が、田中の残した走者2人を返したため、田中の失点は7となった。

 打席では、2回1死一、三塁という先制のチャンスで第1打席に立ったが、フルカウントまで粘りながら見逃し三振。第2打席も見逃し三振に終わった。

 打線も、メッツ先発デグロムの速球を打ちあぐね、田中を援護することができなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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