ダルビッシュ7回途中3失点も3被弾で3敗目 DL復帰後は白星なしの3連敗

3戦連続QSも重く響いた3被弾、チームは4連勝でストップ

 2日(日本時間3日)に敵地でのオリオールズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ有投手が3被弾し、今季3敗目(2勝)を喫した。6回1/3を投げて6安打9奪三振1四球で3失点(自責3)。防御率は3.29。チームは1-3で敗れた。

 この日は本塁打にやられた。3勝目を目指してマウンドに上がったダルビッシュは、前日1日(同2日)に移籍したばかりのルクロイとコンビを組んで試合に臨んだ。序盤から力強い速球は95マイル(約153キロ)に達し、スライダーとカットボールで打者のバランスを崩してアウトを重ねた。

 4回までは走者を背負いながらも無失点。だが、5回に先頭アルバレスに内角低めのカットボールをすくわれ、右翼席に先制弾をたたき込まれると、6回にも先頭ジョーンズに浮いた速球を強振され、レフト席に飛び込むソロ弾とされた。

 マウンドに戻った7回。1死からアルバレスにこの日2本目となる右ソロ弾を浴び、3点差をつけられたところで、94球(64ストライク)で降板した。

 味方打線が8回に1点を返したものの、チームは1-3で敗れ、連勝は4で止まった。

 6月に右肩張りを訴えて故障者リスト(DL)入りしたダルビッシュは、7月16日(同17日)に復帰して以来、白星なしの3連敗。この日を含め、先発した4戦のうち3戦でクオリティスタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)をクリアしているが、白星が遠のいている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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