レッドソックス優勝のカギは田澤純一にあり!「重要な救援」と地元紙絶賛
DL復帰後は4イニング無失点、決め球スプリットにキレ戻る
DL入り前は決め球のスプリットが浮いてしまい、バットで捉えられることが多かったが、戦列復帰後はキレを取り戻した。記事では、今月1日(同2日)マリナーズ戦で、8回に勝ち越しの三塁走者を背負いながらも、強打者クルーズをスプリットで三振に仕留めた場面を例に挙げ、「タザワの十八番スプリットが戻った」と絶賛している。記事では「DLから復帰後は、とても状態がよく見える」というファレル監督の田澤評を紹介。一方で、通訳を介して「スプリットがよりいい感じで投げられている」と話した田澤の様子も伝えている。
レッドソックスが世界一に輝いた2013年、田澤はプレーオフ17戦のうち13戦に登板し、7回1/3を投げて1失点しかしていない。記事では「レッドソックスが10月勝ち進むには、前回同様重要な存在となるはずだ」と、さまざまな経験を持つ右腕に期待を寄せている。また、新加入した左打者のスペシャリストでもあるジグラーを要所に温存するためにも「左右両打者を打ち取れるタザワは貴重」と指摘している。
決め球スプリットにキレを取り戻した田澤が、持ち前の勝負強さを発揮して、再びチームのワールドシリーズ優勝に貢献できるのか。メジャー屈指のセットアッパーに成長した右腕の活躍に注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count