ハム大谷翔平、果敢なスライディングで生還 交錯プレーに相手捕手気遣う

中田のタイムリーで9点目のホーム踏む

 日本ハムの大谷翔平投手が3日のロッテ戦(QVCマリン)で故障を恐れない、激しいスライディングを見せた。

 5点リードの7回無死二、三塁。4番・中田の打球は左前へ。三塁走者・西川に続き、二塁走者・大谷も三塁をけった。猛チャージをかけた左翼・角中は素早く本塁送球したが、球は三塁側へ。スライディングで9点目のホームを狙った大谷と捕球を試みた捕手・田村とが交錯した。

 結果は本塁生還。周囲をヒヤッとさせる走塁だったが、二刀流男は自身のことよりも捕手・田村の無事を気遣う余裕を見せた。

 バットでも初回1死三塁で先制の右前適時打を放つと、7回無死一、二塁で右中間適時二塁打。4試合ぶり、今季15度目のマルチ安打&2打点と チームに貢献している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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