岩隈久志、8回途中無失点で12勝目! ここ10登板8勝2敗と白星重ねる

マ軍を2連勝に導く好投で防御率は3点台に、青木は3打数無安打1死球

 マリナーズの岩隈久志投手が3日(日本時間4日)の本拠地レッドソックス戦で8回途中を5安打7奪三振無失点と好投し、12勝目(7敗)を挙げた。3-1で勝利したマリナーズは2連勝となった。

 初回、先頭のベッツ、ホルトと連続三振、ボガーツを右飛に仕留める上々の立ち上がりを見せた岩隈。2回も4番オルティス、5番ブラッドリーと連続三振に切って取ると、続くヒルには三塁内野安打を許したが、ショーを二飛に打ち取った。

 するとその裏、4番クルーズがレフトスタンドへ27号ソロを放ち、マリナーズが1点を先制。岩隈は少ない援護ながらも粘り強い投球で点を与えず、3回2死一、二塁ではボガーツを一邪飛、5回には1死から8番レオンに三塁内野安打を浴びたが、続くベニンテンディを空振り三振、ベッツを二邪飛に打ち取った。

 6回もホルトを空振り三振、ボガーツを三ゴロ、オルティスを投ゴロに仕留めると、その裏、女房役のズニーノがバックスクリーンへソロ弾を運び、貴重な追加点。岩隈は7回も3者凡退に打ち取ると、マリナーズ打線はさらにその裏、リンドの右翼席への一発でリードを3点に広げた。

 岩隈は8回1死からベニンテンディに右前安打を浴びたところで降板。その後、救援陣がリードを守り、岩隈は12勝目を手にした。

 この日は97球を投げ、ストライクは73球。ここ10試合の登板で8勝2敗と白星を重ねており、防御率は3.99と3点台となった。

 また同じくマリナーズに所属する青木宣親外野手はこの日、「1番・レフト」でスタメン出場し、初回の第1打席は右飛、3回2死走者なしの第2打席は遊ゴロ、6回1死走者なしの第3打席は死球、8回1死一塁の第4打席は中飛で3打数無安打、打率.247となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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