西武・雄星、“新婚1勝” 約2月ぶり1軍マウンドで6回2失点の力投

結婚発表後、初勝利、自身5連勝で今季7勝目に「うれしい」

 西武の菊池雄星投手が5日、新婚1勝を挙げた。

 右脇腹痛で戦列を離れていたが、楽天戦(コボスタ宮城)で2か月ぶりに1軍先発。6月24日にフリーキャスター深津瑠美さんと婚姻届を提出していたことを公表してから初マウンドだったが、2回に大量6点の援護を受けて落ち着いた投球を見せた。

 2回以降6回まで毎回6奪三振。6回にウィーラーにソロを浴びたが、6回4安打2失点に抑えた。自身5連勝、6月7日の巨人戦(西武プリンスドーム)以来の勝ち星となる7勝目を挙げた。

 チームは1番・金子侑が3安打3打点、2番・秋山が3安打4打点を挙げるなど13安打10点を奪った。10-4で大勝し、連敗を4でストップ。一夜で最下位を脱出した。一方、楽天は先発の美馬が6回8失点と炎上。2連敗となった。

 菊池は試合後のヒーローインタビューで「うれしいです。久しぶりでなかなかスムーズに入れなかったが、すぐに野手が点を取って楽になりました。ミットだけめがけて投げました。離脱する前と変わらない球を投げられていた。次から自信を持って投げられると思います。(離脱中は)悔しい気持ちはありましたけど、(復帰後は)チームの力になれたらと思ってました。もっと長いイニングを投げて信頼してもらえるようになりたいです」とコメントした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count 

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